壁にはどんな断熱材が使われるの?種類をご紹介します

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新築住宅を購入しようとお考えの方で、断熱材についてお困りがいらっしゃると思います。

断熱によるメリットや効果を知っていても、どういった断熱材が良いのかまではわからないかもしれません。

断熱材の選び方を教えて欲しいと思っている方も多いと思います。

そこで今回は、断熱材の種類と選び方について紹介します。

 

□断熱材の種類について

断熱材の選び方を紹介する前に、そもそもどういった断熱材の種類があるのかを紹介します。

断熱材は大きく分けて3つあります。

1つ目は、繊維系断熱材です。

ガラスを繊維状にしたもので、繊維の隙間に空気を閉じ込めたものです。

2つ目は、発泡プラスチック系断熱材です。

プラスチックを発砲させ、細かい気泡の中に空気を閉じ込めた断熱材です。

高性能のものであれば、断熱性が高いガスを閉じ込めたものもあります。

3つ目は、天然素材系断熱材です。

無添加で自然素材を利用しています。

環境に優しいというメリットがありますが、上記の2つよりも高価になりやすいです。

 

□断熱材の選び方とは

ここまでは断熱材の種類について紹介しました。

では、これらの断熱材をどういった観点から選択していけば良いのでしょうか。

ここからは断熱材の選び方を紹介しますね。

1つ目は、燃えにくいかどうかです。

まずは万が一火事が起こった場合のことを考えることが大切です。

燃えにくい断熱材を選べば、火事が起きた場合でも被害を抑えられるでしょう。

2つ目は、燃えた場合に有毒ガスが発生するかどうかです。

火災が発生すると、一酸化炭素中毒や窒息死が原因で死亡する可能性があります。

有毒ガスが発生するかどうかを基準にして選んでみるのも良いでしょう。

3つ目は、湿気に強いかどうかです。

断熱材は水に濡れてしまうと、効果を発揮しません。

そのため、湿気への耐性を見比べて判断しても良いです。

4つ目は、熱に強いかどうかです。

熱に弱い断熱材は、熱の影響を受けたときに断熱効果が薄れてしまう可能性があります。

例えば、隣の家が火事になった場合に、断熱材が変形したり溶けたりして効果がなくなってしまうでしょう。

5つ目は、施工時に気密が取れるかどうかです。

断熱性能の高いものを使用していても、気密性が低いと意味がありません。

そのため、施工時に気密性を確保できるかどうかを確認しておきましょう。

 

□まとめ

今回は、断熱材の種類と選び方について紹介しました。

断熱材の種類と選び方についてご理解いただけたでしょうか。

本稿を参考にしてご自身にあった断熱材を選んでいただければ幸いです。